ご連絡事項

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    自家焙煎・ネルドリップによる深煎り専門の珈琲店です

この古き良き日本独自の珈琲店文化を未来に受け継いでゆきたいと思います






【臨時休業のお知らせ】
7月22日(月)ー7月25日(木)は天神祭と定休日等により、連休とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。



【珈琲ゼリーにつきまして】
単品メニューとしての提供を終了させて頂きます。
(数量限定であるゼリーをドリンク扱いにすると、すぐ品切れしてしまう為です)
今後はサイドメニュー(珈琲とセット)のみとなりますので、ご注意ください。




【珈琲豆の通販】
→ http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20160831



【森光宗男/著「モカに始まり」改訂版のご案内】
→ http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20180627



【珈琲だけのお店】
当店はカフェや喫茶店ではなく、自家焙煎による深煎り・ネルドリップ珈琲専門店です。
珈琲を楽しみにいらしたお客様を大切にしております。
珈琲を飲まれない方は、ご遠慮願っております。

お飲み物はネルドリップ一杯点ての珈琲のみで、他のソフトドリンク、ラテ、お料理、テイクアウトドリンク等はございません。
またサイドメニュー(ケーキ、トースト)のみの提供も行っておりません。 必ず珈琲をご注文いただく営業形態です。

数名でお越しの際は、必ず珈琲がお好きな方同士でお越しください。
(尚、2名様用のお席しかございませんので、3名様は店内の状況によりお席がご用意できない場合があります。また、4名様以上は原則お断りしております)
→当面の間、土日祝日は2名様までとさせていただきます。

お持ち帰り用の珈琲豆は100gより販売しております。


※詳細は、以下の記事「当店につきまして」をご参照ください。
→ http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20160901

※当店の珈琲については以下の記事をご覧ください。
→ http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20160902




【土・日・祝の混み合う時間帯について】
ただいまの季節、天気の良い土・日・祝日の遅めの午後(お茶する時間帯)は新規のお客様を中心に2名様以上が増えており、店内が混み合うことが多くなってきました。

そのような時は満席でも回転は早いのでお席はすぐ空くと思いますが、お会計や席を立たれるお客様の往来、テーブルの片付けと準備も重なって、店内は少し雑然となり、また珈琲の提供もかなりお待たせしてしまいます。

当店を目指して来て下さる方、ゆっくり珈琲を楽しまれたい方、常連のお客様で当ブログをご覧になられている方は、休日はお昼の早い時間帯か、夕方の遅めの時間帯のご来店をお奨めします。

※尚、平日は基本的にいつもごゆっくりできると思います。



星霜珈琲店
大阪市北区天満4−1−2
天満佐藤ビル1F
TEL 06-6354-3518 
※一人でお店をしておりますので、珈琲抽出中は
電話に出られない場合も多々ございます。
営業時間 12:00 - 19:30
    (ラストオーダー 19:00)
定休日  火曜

2019年の決意

2018年暮れから2019年の正月営業へと慌ただしい日々が続き、年末年始のご挨拶もできず心身共に疲弊しましたが、ようやく少し落ち着き、久しぶりのブログ更新となりました。


東京のS様の賀状。
ご自身の珈琲哲学にも当てはまるお言葉、翻って我が身の未熟さを痛感します。


昨年の春、ずっと心に師と仰いでいたS様と、11年目にして初めて珈琲豆のやり取りをさせて戴くに至り、また秋にはネルドリップの生地を新調したことで、香味と余韻の立ち方が大きく変化し、これまで培ってきた自身の珈琲観と味作り、焙煎から抽出までを大きく見直すきっかけとなりました。

現状に甘んじず常に問題意識と向上意欲を持ち、試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつ進み、珈琲と共に人としても成長してゆけるのが、私の思い描く珈琲屋という仕事です。

こうして生み出した新しい珈琲も、日々の営業で繰り返し繰り返すことでかたちを整え、自己の珈琲として昇華させてゆきたいと思います。

また長くお店を続けていくなか避けては通れない、お店を取り巻く環境の変化。
世の中全体の変化、お客様の世代と客層の変化、珈琲業界の変化、自分自身の内なる変化。
様々な変化を前向きに捉え且つ新たな気持ちで、それでも変わらず珈琲と真摯に向き合い、通い続けてくださるお客様には、よりいっそう喜んでいただける珈琲店となりますよう精進してまいります。

本年もよろしくお願いいたします。


2019年の新入荷 第一弾

ジアマンチーナ・ヨシマツ2018
円い苦味と甘み、ボディ感のある高品質ブラジルコーヒーです。
1cup(20g) \600 / 珈琲豆100g \740

台湾の  

先日、台湾の珈琲屋さんがご来店時、お店の珈琲豆をお土産に戴きました。

高馡咖啡豆 GAOFEI coffee company台北市北投區泉源路12號3F
TEL:+886-2-2893-7543
http://www.gaofei.tw/

左がケニア・カタクワのフレンチロースト、右が台湾の阿里山シティロースト。
熟成が進むととても甘い香りがします。

どちらも温かい時はさっぱりとした渋味のある酸、冷めきるとまろやかな甘みへと印象が変わり、とても美味しかったです!
珈琲の風味としてはそれぞれの産地らしさがしっかりと出ていながら、上述した通りどこか台湾茶中国茶に通じるような、清々しいニュアンスが個性的に思いました。

思っていた以上に台北と大阪の気候風土や水の違い、食文化と喫茶文化の違いを感じ、まだ訪れたことのない台湾の地に思いを馳せました。
それと同時に、自分が作っている珈琲が、日本の四季と水質、食文化と茶道文化、日本人的な感性などが根幹にあるということを、あらためて実感したのでした。


当店を訪れる海外のお客様の中で、とりわけ台湾からの方が非常に多いのですが、約3年前に一人の台湾の男性がご来店くださったのがきっかけでした。
以前は日本の大手珈琲会社に勤務し、現在は台湾と日本を行き来して珈琲の普及活動を続けておられる蔡沛宏さんという方です。

日本語と英語を交えて両国の珈琲業界の情報交換し、また率直なお互いの主観を述べ合うことで、旧知の友人のようにすぐに意気投合しました。
また蔡さんからのご紹介で、台湾から熱心な珈琲好きの方々、珈琲屋・カフェ・バリスタの方々に本当にたくさんご来店いただき、感謝してもしきれません。

珈琲文化を介して多くの素敵な出会いがあり、私も台湾という国によりいっそうの親しみを憶えるようになりました。
いつかの日か珈琲の仕事をきっかけに台湾に行けたらいいなと、将来の楽しみにしております。

小林亜希子 第二回ヴァイオリン・コンサート

※早々にご予約人数が定員に達しました。
ただ、仮予約の方も数名いらっしゃいますので、これからお申し込みいただく方は
一旦、キャンセル待ちの状態で受付させていただきます。

当店にて6月に開催した、ヴァイオリニスト小林亜希子さんのコンサートを
再度開催します。

小さな店内ではありますが、響きの豊かな空間で、
また観覧席のすぐ目前という親密な距離感にて演奏を
お楽しみいただけるという、贅沢な趣向となっております。

前回開催の際、ご参加いただいた皆様より大変好評を博し、
再演のリクエストを多く戴きまして開催の運びとなりました。

前回ご参加いただいたお客様を中心に、お席は埋まりつつありますので、
ご希望の方は下記宛先に、早めのご予約をお願いいたします。


―第二回 小林亜希子 ヴァイオリン ソロ・コンサート―
[:W400]
日時 2018年11月4日(日)
時間 19:00開場/19:30開演
会場 星霜珈琲店
出演 小林亜希子
料金 2,000円

※当日お店は早じまいさせていただきます

―演目―
テレマン   12の幻想曲より 第6番 ホ短調
J.S.バッハ    無伴奏ヴァイオリンのためのパルティー
        第3番 ホ長調 Bwv1006
イザイ     無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.27
        第2番 イ短調
A.シュニトケ  ア・パガニーニ

     

※フード、ドリンクはございません。

―ご予約・お問い合わせ―
Tel / Fax 06-7504-8487(白灯宛)
hakutou@leto.eonet.ne.jp
営業時間 12:00 - 18:00
定休日  火・水

※メールでのご予約は、ご予約者のお名前と人数、お電話番号を明記の上
上記アドレス宛に送信ください。
※電話でのお問い合わせは、上記の白灯の営業時間内にお願いいたします。


―演奏者プロフィール―
小林亜希子
京都市に生まれる。
幼少より才能教育でヴァイオリンの手ほどきを受ける。
大阪大学人間科学部卒業後、ヴァイオリン奏者として大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。現在に至る。

日本クラシック音楽コンクール「秀演賞」受賞。
室内楽の分野でも、大阪クラシックマグノリアサロンコンサート(逸翁美術館)など関西を中心にソロや室内楽で積極的に演奏活動を行う。
バッハとイザイの無伴奏ヴァイオリンソナタを全6回シリーズ演奏会をダイヤ通り音楽ホール(神戸)で行なった。
2016年12月に、ピアニスト法貴彩子とデュオリサイタルを開催した。

ヴァイオリンを故新井覚、森田玲子、森悠子、四方恭子各氏に師事。ジャズを宗清洋氏に師事。
最近では、ジャズのシンガーとのコラボレーションなど、クラシックにとどまらず、活動の幅を広げている。

当店のデミタス珈琲について

先日お伝えしましたように、正式にデミタスをメニューに表記しました。
当店の全てのブレンド、ストレート珈琲をデミタスでもお出しすることができます。

デミタス30g / 80cc \680 〜 \800
(写真はイスマイリ・モカ 30g。カップのデザインはメニューによって異なります)

通常より多量の珈琲豆を用いて低めの湯音で点滴ドリップ、珈琲の最も美味しいエキスの部分のみを抽出します。
(お砂糖とミルクはお付けせず、ブラックでの提供となります)

とても濃厚ですが苦みや刺激は皆無で、口当たりはとてもまろやかです。
一口ずつゆっくりと嗜んでいただくことで、珈琲本来の苦味・酸味による甘みの余韻を時間をかけてお楽しみいただけます。

尚、通常の20gのレギュラー珈琲も、ご要望があればデミタスに変更も可能です。
こちらは通常のデミタスより、軽めの仕上がりになります。

お休み頂戴しました。

毎年恒例の天神祭の2日間のお休み、今年は3年ぶりに広島県尾道へ。

到着してすぐ、再会を楽しみにしていた大先輩の珈琲屋にお電話するも、
今日明日の2日間はお休みにしているとのこと。
事前にお電話していなかったことを後悔するも、しばし電話にて近況報告、
最近の珈琲業界と将来について意見交換。
マスター、お元気そうで何よりです。また近いうち必ず会いにゆきます。

変わりに以前マスターからのご紹介でご来店いただいた尾道のお客様から
お薦めされていた若い珈琲屋さんのことを思い出し、訪ねてみることに。
とても素敵な空間で美味しい珈琲を頂き、いろいろお話を聞いて刺激を受け、
新たな良き出会いとなった。

翌朝、急遽予定を変更して尾道を発ち、岡山、そして西宮の甲子園口へ。
繋がりある先輩コーヒーマンの2店に顔を出し、素晴らしい珈琲を戴きながらの
楽しく有意義なひと時。
いつも温かく迎えてくださり、激励して送り出してくださり心より感謝。
お二方の存在はとても心強く、悩みながらも自身の珈琲の道を
探求し続けてゆく上での心の支えであり糧です。

暑さで気分も滅入りがちな中、有意義で刺激的な小旅行でした。
明日からまた日常に戻り、自身の珈琲と向き合ってまいります。

モカ2種の入荷

エチオピア、イエメンの珈琲豆が一部新しく入れ替わりました。

1) エチオピア ハラールモカ(新)
綺麗なモカ香、上質な苦味と甘みの余韻
1cup(20g) \650 / 珈琲豆100g \820

これまで取り扱っていたハラールモカより高品質のものを入手することが出来ました。

一般的に日本に輸入されているハラールと異なり、特定農協より直接輸出されたトレース可能な云わばスペシャルティグレードです。
これまでエチオピアのコーヒー市場において、流通システム上の問題となっていたエチオピア商品取引所(ECX)の規制が昨年緩和されたことにより、実現しました。

ハラールは従来、欠点豆の混入が多く(欠点豆の割合で格付ける同国の品質規格ではグレード4と低い←この等級は珈琲の香味や美味しさの優劣を測る目安ではない)、それを補うために丹念なハンドピックを複数回行い、また焙煎にも細心の注意を払ってまいりました。
そんな他の豆より遥かに時間と手間のかかるハラールモカに、それでも当店が拘るのは、エチオピアの他の地域とは異なる、ハラール特有の甘く複雑なモカフレーバーが得難く、手間隙をかけた上で深く焙煎することで発揮される、独特の魅力をお伝えしたいが為です。

しかし今回の新しい豆は生産地域と精製時期がより明確な為か、従来品のような未成熟豆や乾燥度合い等のバラツキが格段に少なく、エチオピアではハラールだけに産出すると言われる、高品質なゴールデンビーンズも多く含まれています。

試飲したところ、従来品に感じられた力強い野性味が少し洗練され円くなり、ハラール特有の酸の甘みが綺麗に出て、より品位が高まった印象です。

伝統的なハラールらしいモカ香と、スペシャルティに引けを取らない本来の品質を併せ持つ、グレードアップした当店のエチオピア珈琲をどうぞお楽しみください。


2)イエメン イスマイリ・モカ
1cup(20g) \700 / 珈琲豆100g \1100
スパイシーで重奏的な甘み、なめらかなコク

好評を博したハイミ・モカが終了し、今後はバニーマタル(マタリ)・モカと共に
新たにイスマイリ・モカを加え、イエメンの2大銘品を提供してまいります。

イスマイリは標高2,200メートルのバニー・イスマイル山の雲に覆われる山頂付近、山岳の高地に多いイエメンの産地の中でも一際標高が高く、車も立ち入れない雲上の山の斜面にて、化学肥料や農薬を使わない伝統的な農法で少量栽培されています。
大変希少でありながらイエメン市場で最も高く評価され、高額で取引される珈琲豆です。

(森光宗男マスターの撮影、著書「モカに始まり」より拝借
http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20180627

その印象はバニーマタル、ハイミ、モカマタリNo.9等、これまで取り扱ってきた他のどの銘柄とも全く異なり、驚きます。

温かい時は、スパイスをまとった苦味と繊細な甘み、クリアな余韻がある一方、バターのようななめらかなコクも感じられます。
冷めてくると複数の甘みが顔を出し、多彩に変化しながらも決して華やかに突出せず調和を保つ上品なバランスです。
一見相反する様々な特性が、絶妙に重なりあいながら渾然一体となり、それが一杯の珈琲としての完成度と品位を高めているという、不思議な印象を持ちました。

これは例えば地理的に近い、明るく華やかな香味と、ふくよかなボディを持つバニーマタル産モカなどとは全く異なるタイプの個性で、古くからイエメンの珈琲を育む多様な風土と土壌の豊かさ、奥深さをあらためて感じずにはいられません。

現代の珈琲業界のトレンドや、最先端の情報を追い求めるニーズとは合致せず、当店の中でも少々マニアックな部類の商品ですが、品質は折り紙付きです。
一人でも多くの珈琲好きの方に、ご贔屓にしていただけたら嬉しく思います。