10月より、新しいブレンドが加わっています。
複数種のモカを中心に配合した
エキゾチックなイメージの珈琲です。
ブレンド#6(アル・ヤマン)
イエメンモカ主体のブレンド
異国情緒の漂う、気品あるモカの酸と甘み
熟れた果実酒のような、複雑な香味とボディ
1cup(20g) \650 / 珈琲豆100g \950
モカブレンドの構想は長年ありましたが、
なかなか手をつけられずにおりました。
深煎りモカを好まれる方には、
特にお薦めかと思います。
よろしくお願いします。
国立民族学博物館(みんぱく)にて、
吉祥寺もかの故・標交紀(しめぎゆきとし)氏の
珈琲関連のコレクションが展示されます。
会期中、標氏のお弟子であられる鶴岡の珈琲店・コフィアの門脇祐希マスターが
ワークショップに参加される為に来阪されます。
年初コフィアにお邪魔した際、標氏の大切なコレクションの民博収蔵が決まったこと、実現に向けて門脇マスターが方々に力を尽くされたことなどをお話しくださり、心打たれました。
展示の内容のみならず、門脇マスターに大阪でお会いできることを
今からとても楽しみにしています。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/thematic/shimegi20170928/index
尚、当店設置のチラシは残り少なくなってまいりました。
ご希望の方はお早めにご来店ください。
天神祭の連休を利用して、6年ぶりに東京へ行きました。
縁あって知り合った、若い珈琲屋さんより届いた一通の葉書をきっかけに。
あの銀座の名店の凄みに対する自分なりの理解と新しい発見、
その系譜に名を連ねる、お弟子の方々に触れられたこと、
そして若い世代のコーヒーマン達との交流と将来への期待、
そして最大の目的である、私の珈琲への情熱の原点となる、心の師との久しぶりの再会、
昨年の暮れ、博多での森光マスターの葬儀の帰り道、独り電車に揺られる姿が
とても小さく、寂しそうに見えて、お声もかけられず、
それ以来ずっと気になっておりました。
しかし初めてお会いしたときに頂いたデミタスを無理を言って作っていただき
(現在の私を形作った一杯を、今どうしても頂きたかったのです)、
珈琲への情熱も、厳しい眼差しも、特有の毒気を含む魅力的な物言いも、些かも衰えず
生涯、純粋に珈琲の高みのみを目指す、そのお姿に改めて尊敬の念を抱きました。
私にとっては、当時も今も日本一の珈琲屋です。
無事に全ての予定を終えて大阪に戻り、
今日からまた一珈琲屋として、精進を繰り返して行く所存です。
珍しく個人的な想いを綴ったブログとなってしまいました・・・
東京でお会いした皆様、ご覧の通り一介の未熟な珈琲屋の私ですが
これからも何卒よろしくお願いいたします。