モカに始まり

長らく絶版となっていた福岡の珈琲店「珈琲美美(びみ)」の故・森光宗男マスターの名著「モカに始まり」が加筆増補され、装いも新たに生まれ変わりました。

旧版「モカに始まり」を当店で販売させていただいてから6年あまり、ご縁あって再びこの改訂版を取扱させていただくことになりました。



モカに始まり 産地紀行編
手の間文庫
著者/森光宗男(もりみつ むねお)
写真/森光宗男(もりみつ むねお)
改訂初版/2017年12月7日
構造/全208ページ・上製本
価格/1,500円+消費税120円=1,620円


モカに始まり 焙煎・抽出・美美編
手の間文庫
著者/森光宗男(もりみつ むねお)
改訂初版/2018年5月25日
構造/全208ページ・上製本
価格/1,500円+消費税120円=1,620円


生前の森光マスターと交わり、珈琲美美を愛するたくさんの方々の想いが結実した今回の改訂本。

大型書店での取扱はございませんので、ぜひ当店でもこの機会に一人でも多くの方々にお手に取っていただければ幸いです。

御礼

大阪北部の地震より1週間が経過しました。
余震はまだ少し続いておりますが、大阪市内では大きな被害のニュースも聞かず
当店も平穏な日常をありがたく享受しています。

地震直後より遠く離れている方々よりお見舞やお便り、お電話やメールを頂き、
また震災と関連しないお手紙や頂きものも、偶然重なりました。


東京のお取引先様より、貴重な生豆のお見舞い


東京の大先生より有り難いお手紙


京都のお客様が手網焙煎された絶品珈琲

また、台湾の珈琲業界の友人よりご心配のメールをいただき、
福岡 手の間の田中様からお見舞いのお葉書をいただき、
和歌山 珈琲もくれんの村上さんからお電話をいただきました。

いずれもこの仕事に真摯に打ち込まなければ出会うことの叶わなかった方々ばかり。
あらためて珈琲が紡いでくれた大切な繋がりに、感謝の念を噛みしめています。

みなさまのお心遣い本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ストレートのマンデリン

ストレートでお出しするマンデリンの銘柄を
「トバコ」から「スマトラタイガー」に変更いたします。

マンデリン スマトラタイガー
深く厚みある薫り、上品な甘みの余韻
1cup(22g) \650 / 珈琲豆100g \840

(あまり写真を撮らず、荷姿の写真しかなくてすみません・・・)


これまではブレンド#5(ノワール)に使用している極深煎り
「マンデリン トバコ」をストレートでも提供しておりましたが、
ストレートとブレンド用とで銘柄、焙煎方法を分けることは
以前より課題として意識しておりました。

先日この「スマトラタイガー」のサンプルを取り寄せたところ
大変気に入り、ストレート用に取り扱うことを決めました。
マンデリンはモカと共に当店で重要なポジションを担う珈琲です。
今年は産地の減産が伝わる中、納得のゆく豆を入手できて幸いです。

従来の「トバコ」もブレンド#5を作る上で欠かせない珈琲豆ですので
今後はブレンド用に特化して更に味に磨きをかけてゆきます。

どちらもどうぞよろしくお願いいたします。

バニーマタル・モカ

年明けより忙しく、なかなかブログを更新できておりませんが、
久しぶりに珈琲豆の入荷のご案内です。

イエメンを代表する珈琲の名産地、バニーマタル産の珈琲

※今後、複数のイエメンモカを取り扱っていくことを考慮し、
メニューの表記を、産地記載にあらためます。

イエメン バニーマタル・モカ
清々しさを感じる上品な香味、エキゾチックな甘み
1cup(20g) \700 / 珈琲豆100g \1100

バニーマタルは以前より取り扱っている、ハイマ地方の「ハイミ・モカ」と比べ、
ボディ感は少し爽やかで、代わりに独特の香りとクセになる甘みがあります。

同じイエメン産の珈琲でも、異なる地方の土壌や標高、環境、栽培品種の違いが
もたらす異なる特色を、お楽しみいただけたらと思います。

年末年始の予定と、年末のご挨拶

年末年始は12月31日(日)と1月1日(月)にお休みを頂戴します。
それ以外は11:30 - 19:30の営業です。
また正月営業の振替としまして、1月5日(金)にお休みを戴きます。


2017年を振り返りますと、
自身が珈琲と真摯に向き合うことで得られた出会いと再会が多くあり、
志を同じくするたくさんの珈琲屋の方々とご縁を紡ぐことができ、
勉強させていただいたことも多く、大変稔りある一年となりました。

お客様におかれましては、遠路はるばる楽しみに来てくださった方、
ご縁ある珈琲店の方々からのご紹介でお越しくださったという方も
これまで以上に多く、とても嬉しく心より感謝いたしております。

そうまでしてご来店くださったお客様の格別なご期待に添い、
ご満足いただけますよう(決してがっかりされることのないよう)
一杯の珈琲をより高めてゆくために、常日頃より精進してまいります。


春が来れば、開店10周年を迎えます。

これからも時代の流れ移り変わりと無関係に、あくまでも当店らしい珈琲を
更に磨き昇華させつつ、しっかりと作り続けてゆこうと思っておりますので、
変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

ヴァイオリン・コンサートのお知らせ

※演奏者インフルエンザの為、開催日を延期いたします

→新しい日程が6月3日(日)に決まりました!
 19:00開場/19:30開演

 お席は前回ご予約頂いていた方々で満席に近い状態ですが、
 新たに参加ご希望の方は、メールにてお問い合わせください。
 hakutou@leto.eonet.ne.jp

ご縁あって、ヴァイオリニスト小林亜希子さんのコンサートを
当店にて開催する運びとなりました。

小さな店内ではありますが、響きの豊かな空間で、
また観覧席のすぐ目前という親密な距離感にて演奏を
お楽しみいただけるという、贅沢な趣向となっております。

定員に限りがございますので、ご希望の方は
下記宛先に、お早めのご予約をお願いいたします。


―ヴァイオリン ソロ・コンサート―
日時 2018年6月3日(日)
時間 19:00開場/19:30開演
会場 星霜珈琲店
出演 小林亜希子
料金 1,800円
※当日お店は早じまいさせていただきます

―演目―
テレマン 12の幻想曲より 第7番 変ホ長調
イザイ  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.27
     第5番 ト長調
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティー
     第2番 ニ短調 Bwv1004

※フード、ドリンクはございません。

―ご予約・お問い合わせ―
Tel / Fax 06-7504-8487(白灯宛)
hakutou@leto.eonet.ne.jp
営業時間 12:00 - 18:00
定休日  火・水
※メールでのご予約は、ご予約者のお名前と人数、お電話番号を明記の上
上記アドレス宛に送信ください。
※電話でのお問い合わせは、上記の白灯の営業時間内にお願いいたします。


―演奏者プロフィール―

小林亜希子
京都市に生まれる。
幼少より才能教育でヴァイオリンの手ほどきを受ける。
大阪大学人間科学部卒業後、ヴァイオリン奏者として大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。現在に至る。

日本クラシック音楽コンクール「秀演賞」受賞。
室内楽の分野でも、大阪クラシックマグノリアサロンコンサート(逸翁美術館)など関西を中心にソロや室内楽で積極的に演奏活動を行う。
バッハとイザイの無伴奏ヴァイオリンソナタを全6回シリーズ演奏会をダイヤ通り音楽ホール(神戸)で行なった。
2016年12月に、ピアニスト法貴彩子とデュオリサイタルを開催した。

ヴァイオリンを故新井覚、森田玲子、森悠子、四方恭子各氏に師事。ジャズを宗清洋氏に師事。
最近では、ジャズのシンガーとのコラボレーションなど、クラシックにとどまらず、活動の幅を広げている。

小旅行

定休日
久しぶりに和歌山への日帰り小旅行

大阪の街中の喧噪に暮らす者にとって、何よりも得難い、
広い空と澄んだ空気、静かな街と緩やかな人々の営み

久しぶりに心身ともにリフレッシュできました

恩義ある珈琲屋の先輩も訪ねました

珈琲もくれん

珈琲は「心の飲み物」という、自分にとって最も大切な根幹を
身近で体現されていて、とても共感し尊敬するお人

今日も色々なお話をし、濃密な会話の中で発せられた互いの言葉から
多くの再発見や新しい気付きがありました。

明日からまた心機一転、頑張ろうと思います。