2月の特撰珈琲

今月の特選珈琲をご紹介します。

 

コロンビア スウィート&フラワーズ  スペシャリザーブ 

1cup (20g) ¥650 /  珈琲豆 100g ¥880 

柑橘とカラメルの入り交じる芳醇な甘み、上品な口当たりとコク

※コロンビアの名産地ウィラのサン・アグスティン村、アソガード組合のニュークロップ。その中でも厳選された出来の良いクロップを買い付けたもので、現地カッピングで86.5点を付けた高品質ロットです。

 

同じコロンビア・ウィラ産でも先月特選のピンクブルボンの個性とは異なり、こちらは理想的なコロンビアのスペシャルティらしい風味となっており、どなた様にもお薦めです。

ピンクブルボンももう暫く販売いたします。甘いイメージがバレンタインの贈り物にも最適かと思いますが、是非如何でしょうか。

 

送料改定のお知らせ

珈琲豆の通信販売におきまして、400g以内のご注文の場合、これまでレターパックライト(送料370円)を使用して参りましたが、送料のご負担を軽減する為、今後はクリックポスト(250円)に変更させていただきます。

 

【変更後の送料】

400gまで クリックポスト 250円

600gまで レターパックプラス 520円

※全国一律

 

600g以上は佐川急便にてお見積もりします。

※もし発送便が複数に分かれても良ければ、500g以上でも複数件のクリックポストによる発送も可能ですので、その場合はご連絡ください。

(例:500g〜800gはクリックポスト2件で500円、900g〜1200gは3件で750円)

 

※尚、クリックポスト/レターパックプラスの場合、厚みの制約がある為、薄手の透明袋(密封)に珈琲豆を平らに伸ばして詰めさせて頂きます。

佐川急便(600g以上)の場合、厚手のアルミ・ジップ付きの袋になります。

 

【珈琲豆の通販はコチラ】
→ http://d.hatena.ne.jp/seiso-coffee/20160831

1月の特撰珈琲

2021年最初の特撰珈琲のご紹介です。

新年を迎えるにふさわしい特別な銘柄をご用意しました。

 

コロンビア ウィラ・ピンクブルボン

1cup (20g) ¥750 /  珈琲豆 100g ¥1300 

パッションフルーツの甘み、クリーミーなシロップの甘み、爽やかな紅茶の甘み...等、様々な甘みが立体的に入り混じり、絶妙に調和した華やかで綺麗な余韻 

※ピンクブルボンはブルボン種の突然変異によって生まれた、明るいピンク色の果実を持つ稀少な栽培品種。初めて焙煎した印象としましては、中米産のゲイシャ種や、台湾・阿里山の珈琲などを彷彿とさせる、類稀なる風味表現を感じました。

 

上記商品と共に前回特撰のスマトラ・クリンチマウンテンも引き続き販売します。

http://seiso-coffee.hatenablog.com/entry/2020/11/10/123751

こちらはピンクブルボンとは対照的に、深煎りのしっかりとした珈琲に仕上げております。

 

では、本年も何卒よろしくお願い致します。

イエメン新入荷(その2)

先日ご紹介した「ムニール・モカ」に加え、「イブラヒム・モカ」のご案内です。

こちらはバニー・イスマイル地方産の珈琲ですので、同地産の従来商品「イスマイリ・モカ」との入れ替えとなります。

 

イエメン イスマイル  イブラヒム・モカ

1cup (20g) ¥750 /  珈琲豆 100g ¥1280 

香辛料や干し草のエキゾチックな芳香、気品のある甘苦い余韻

※イエメン3種の中では一番深煎りです

 

バニー・イスマイル地方の珈琲豆には、他地域の産物と比較して明確な個性があるのですが、こちらのイブラヒム・モカは従来のイスマイリ・モカと比較して「らしさ」をより顕著に感じられるものとなっております。

(勿論これは他の地域にも当てはまり、バニーマタル、ハイマ、ハラズ、ヤーフェ等、イエメン珈琲ならではの個性と多様性を楽しむ醍醐味でもあります。)

 

なにぶんイエメンの中でもとりわけ稀少な珈琲豆であり、いつまで提供できるのか定かではないのですが、熱烈なイスマイリ・モカのファンの方々を始めご興味のある皆様には是非ともお勧めしたい逸品となっておりますので、よろしくお願い致します。

 

-イエメン珈琲産地図-

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11月の特選珈琲

前回のエチオピアゲイシャが大変好評で、常連様からの惜しむ声も多く、特選珈琲の切り替えが延び延びになってしまいました。焙煎済みの在庫分で一旦終了とさせて頂きます。

そして今回もまた特選珈琲に相応しく素晴らしい珈琲豆が届きましたので、紹介させて頂きます。

 

インドネシア スマトラ・クリンチマウンテン

1cup (20g) ¥700 /  珈琲豆 100g ¥980 

クリーンでまろやかな飲み口、柑橘とキャラメルの際立つ甘み

スマトラらしいボディ感と、しなやかに伸びる余韻

 

スマトラ島最高峰の活火山・クリンチ山(標高3805m)の裾野、海抜1900mで栽培。アジア最高標高の珈琲豆は、通常のマンデリンとは一線を画する特筆すべき酸を有する。

 

今年からの当店の主力マンデリン「アチェディープグリーン」と飲み比べてみられるのも一興かと思います。こちらも素晴らしいマンデリンです。

 

こちらで年内は最後の特選珈琲になると思います。

是非たくさんの方に飲んで頂きたいと思います。

 

イエメン揃い踏み

 イエメンの珈琲につきましては、これまでバニー・マタルとバニー・イスマイル2つの産地を取り扱っておりましたが、新たに最北部ハウラーン地方の稀少な逸品が仲間入りです。

 

イエメン ハウラーン・ムニールモカ

1cup (20g) ¥700 /  珈琲豆 100g ¥1250 

ドライフルーツの甘みとハーブの余韻、まろやかな口当たり

 

通常、良質な珈琲豆は瑞々しい果実の甘みのような酸を有していますが、良質なイエメン珈琲の甘みは、乾いたドライフルーツを連想させます。ここに干し草やハーブのような独特のスパイシーなニュアンスが彩りを添え、他のどの生産国とも異なる中東のエキゾチックな情景を描き出しているように思います。

 

レギュラー商品の追加に伴い、今月は特選珈琲の変更は見合わせ、引き続きエチオピアゲイシャを販売致します。もっとも、3種のイエメン・シングルも特選クラスの珈琲ですので、ますますメニュー選びに頭を悩ませるのではと懸念しております。

しかし当店は通い詰めるほどに楽しめる珈琲屋を標榜しておりますので、是非ともメニューをよくご覧頂き、先入観を捨てて様々な珈琲の世界を楽しんでいただけたら幸いです。

 

-イエメン珈琲産地図-

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9月の特選珈琲(販売開始)

まだ月が変わっていませんが、前回のフルッタ・メルカドンが残り僅かとなりましたので、9月の特選珈琲を前倒しご案内します。

 

エチオピア ゲシャビレッジ ゲイシャ・ナチュラ

1cup (20g) ¥750 /  珈琲豆 100g ¥1300 

うわ立つ上品な香り、きれいな酸と繊細だけど複雑で豊かな甘み

すうっと喉を通り抜け、舌に残る上品で爽やかな余韻が次の一口を誘う

ゲイシャ種としては少し深めに仕上げ、カラメル化したコクもあります 

 

エチオピア南西部ベンチマジ地区、ゴリゲシャの森の原生林に自生する野生のコーヒーの実を持ち帰り、ゲシャビレッジ農園で2011年より栽培。20世紀中頃に中米に渡り、21世紀初頭その比類ない香味特性によって世界的に評価の高まった、ゲイシャ品種の起源。(現地語のゲシャが訛って中米ではゲイシャという呼称で広まった)

 

 

当店のお客様以外ですと、ゲイシャ種を扱うことを意外に思われる方もいるかもしれませんが、ネットの情報からは読み取れない「深煎りだけでない」当店の側面を、たまには自発的に発信するのに良い機会かと思い、特選珈琲の枠で販売することにしました。

当店流の焙煎により素材のポテンシャルを存分に引き出した、エチオピア・ゲシャの魅力をどうぞお楽しみください。